札幌市西区の行政書士 泉正人事務所です。

ある時思い立って、自分の先祖をさかのぼってみたくなりました。随分と調べましたが、結局、明治の初めの頃までで行き詰まってしまいました。津軽海峡を渡って本州のどこからかやってきたはずの私の先祖ですが、私は津軽海峡を逆にさかのぼることはできませんでした。もしも何らかの足跡が残っていたならば、本州へ行って先祖が暮らしていた土地を訪ねることもできたかもしれませんが、我が家には何の文献も史料も残ってはいませんでした。あるいは北海道へ来た時から意図的に残さなかったのかも…と思うこともあります。私の代で終わりではなく、次の誰かに我が家の歴史を繋いでいくという義務もあるのではないかということも感じています。
父親を亡くした時には遺言はありませんでした。相続手続きの煩雑さと大切さも感じました。皆さんも相続ということの意義について改めて考えてみてはいかがでしょうか。

この歳になってくると何故だか、少しは誰かのお役に立ちたいものだと考えるようになってくるものです。人生の半ば以上を生きてしまうと、自分が生きている価値観や意味を見出したくなってくるのかもしれません。社会的起業（ソーシャルビジネス）という言葉をよく耳にするようになりました。社会の問題点を事業として解決する方法とのことです。そんなことを考えていらっしゃる方とも一緒に仕事ができたなら、嬉しいことと思います。

三十代の半ばから、趣味で小説を書いては文学賞に応募を続けて来ました。そんな時に、自分の書いた作品の扱いはどうなるのだろうか？という素朴な疑問が心に起こりました。著作権の在り処についてです。最近は、自作の小説を自分で製本をしてフリーマーケットで販売したりもしました。そんな場所では、自分の手作り小作品を販売している沢山の人の姿を目にしました。自分の作品に愛着を持っている方々と著作権などの知的財産について一緒に考える機会が持てればと思います。